日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合は、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」の特定業務代行者を鹿島建設・清水建設・佐藤工業JV」に決定して本格的に動き出しました。
施工区域は中央区日本橋室町3丁目、日本橋本石町2丁目他の約2.1ヘクタール。A地区とB地区に分けられ、今回着工にあたったのはA地区で、2019年3月末の完成を目指しています。
完成予想イメージ
以下詳細
- 規模
(A街区)延べ面積 約165,570平方メートル 地下4階、地上26階、高さ約142メートル
(B街区)延べ面積 約3,390平方メートル 地下1階、地上4階、高さ約26メートル - 主な用途
(A街区)店舗、事務所、駐車場等
(B街区)公共公益施設、駐車場等 - 主な公共施設等
地上広場(約1,500平方メートル)
地下歩道(幅員約4メートル~11メートル、延長約140メートル)
地下広場(地下1階、約300平方メートル)
歩道状空地1号(幅員約4メートル、延長約75メートル)
歩道状空地2号(幅員約2メートル、延長約25メートル) - 総事業費
約1,265億円
A地区は地下4階、地上26階建ての複合ビルを建設します。商業施設、ホール、オフィスなどで構成され、東京メトロ銀座線・半蔵門線が乗り入れる三越前駅と、JR横須賀線・総武線快速の新日本橋駅が地下で直結する形になります。
報道発表資料によると、優れた交通利便性を有する地区のポテンシャルを活かし、複数街区の一体的な整備により、活力ある都心複合機能の更新を図ること、大規模な地上広場、既存地下コンコースと一体的な空間となる地下歩道及び地下広場、及び歩道状空地を整備することで、地上・地下の安全で快適な歩行者ネットワークの強化・充実を図ることなどが事業効果としてあげられるようです。
この度、施工をするにあたって当社は基礎工事を一部担当させていただくことになりました。
引用資料 東京都・報道発表資料(2014/05/14)
日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合の設立認可について